
Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-Cケーブル) は、スマートフォンを約2回充電できる10,000mAhの容量と、単ポート最大35Wの高出力を備えたモバイルバッテリーです。
断線しにくい高耐久設計のUSB-Cケーブルを2本内蔵し、追加のケーブルを持ち歩かなくても、外出先ですぐに複数の機器を充電できます。
さらに、USB-CポートとUSB-Aポートも搭載しており、最大4台のデバイスを同時に充電可能(合計最大出力15W)。スマートフォンやイヤホンなど、複数のガジェットをまとめて充電することができます。
LEDディスプレイも備えており、バッテリー残量をひと目で確認できるのも便利なポイントです。
また、本体への充電も最大20Wに対応し、約4時間でフル充電が可能。パススルー充電(本体を充電しながら他の機器にも給電)にも対応しているため、旅行先や出張中でも効率よく複数のデバイスを扱えます。
この記事では、本製品のスペックや特長、実際のユーザー評価をふまえて、メリット・デメリットやおすすめできるユーザー層をわかりやすく解説します。

仕様・スペック一覧
『Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-Cケーブル)』の主な仕様やスペックは以下の通りです。
🏢メーカー | ANKER |
📅発売日 | 2025年5月22日 |
💰価格 | 5,990円(税込) |
🎨製品型番(カラー) | A1680N12 (ブラック) / A1680N22 (ホワイト) / A1680N32 (ブルー) / A1680N52 (ピンク) |
🔋バッテリー容量 | 10000mAh |
⚡出力 | USB-C / USB-Cケーブル:最大35W (5V⎓3A / 9V⎓3A / 10V⎓2.25A / 12V⎓2.5A / 15V⎓2.33A / 20V⎓1.75A) USB-A:最大22.5W (5V⎓3A / 9V⎓2A / 10V⎓2.25A / 12V⎓1.5A) |
⚙️同時充電 | 最大4台、合計最大出力15W |
🔌入力 | USB-C:最大20W(5V=3A / 9V=2.22A / 12V=1.66A) |
🔗ポート構成 | ・一体型USB-Cケーブル(入出力兼用) ・USB-Cポート×1(入出力兼用) ・USB-Aポート×1(出力用) |
📐サイズ | 約110 × 66 × 25 mm |
⚖️重量 | 約220g |
📦パッケージ内容 | ・本体 ・取扱説明書 ・保証/カスタマーサポート ※保証期間は18ヶ月 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後) |
外観と特徴
製品のサイズ感や質感、持ち運びやすさなどは、スペックだけでは伝わりにくい部分です。
ここでは、本製品の外観や設計上の特徴をもとに、携帯性や使いやすさの視点から紹介していきます。
外観とデザイン
本製品は、手に収まるコンパクトなサイズと滑らかな質感が特長。2本のUSB-Cケーブルを本体に内蔵し、ケーブル忘れの心配もありません。
残量はLEDディスプレイで一目瞭然。ブラックやホワイト、ブルーやピンクの4色展開で、ビジネスにもカジュアルにもマッチします。
機能別の特徴と評価
本製品は、コンパクトなボディに実用的な性能と多彩な機能を詰め込んだモバイルバッテリーです。
ここでは「バッテリー性能」「携帯性」「機能性」「コストパフォーマンス」の4つの視点から、特徴や使いやすさを整理して紹介します。
項目 | コメント |
---|---|
バッテリー性能 (17点) | 出力:7点、容量:5点、入力:5点
単ポートで最大35Wの出力に対応し、スマホやタブレットの急速充電にも対応。 バッテリー容量は10000mAhと標準的で、入力も最大20Wで本体の充電も比較的スムーズです。 |
携帯性 (15点) | 面積:5点、厚み:4点、重量:6点
約220gと軽量で、110×66×25mmの手のひらサイズ設計。ケーブル内蔵で荷物が増えず、外出先でも使いやすい構成。 ただし、やや厚みがあるため、ポケット収納には不向きです。 |
機能性 (19点) | ケーブル内蔵、ディスプレイ表示、パススルー充電、低電流モード、同時充電3台以上、自動出力調整
最大4台同時充電やパススルー充電にも対応し、日常使いに便利な機能を搭載。 残量が確認できるLEDディスプレイや、イヤホンなどに安心な低電流モードも備えた多機能モデルです。 |
コスパ (+6点) | 合計点:51点、期待値:45点
充実した機能と携帯性、実用的な出力性能を兼ね備えながら、コストパフォーマンスにも優れた製品です。 |
※コスパは高価格帯モデルほど低くなる傾向があります。

実際の使用感や反応について
実際に製品を使用したユーザーの感想やレビュー動画を紹介します。
購入前の参考として、リアルな使用感や評価ポイントをぜひチェックしてみてください。
実際の使用感がわかるレビュー動画
本製品の使用感や特徴については、以下のYouTube動画でもわかりやすく紹介されています。
実際のサイズ感や充電中の様子など、静止画では伝わりにくい部分を確認したい方におすすめです。

レビューサイトのコメント
Amazonや楽天などで寄せられている実際のレビューをもとに、評価の傾向や使用感の共通点を要約して紹介します。購入を検討する際の参考にしてみてください。
ケーブル一体型で荷物が減らせる | ケーブルが2本内蔵されていて、外出時に別途ケーブルを持ち歩かなくて済むのが便利。 コンパクトで取り回しも良く、持ち運びしやすい。 | 出典:Amazonレビュー |
ストラップ風のケーブルが便利 | ケーブルはストラップのように使えて、バッグなどにも掛けやすい。 しっかり固定されていて外れる心配もなく、デザインもおしゃれ。 | 出典:Amazonレビュー |
35Wの急速充電が安心 | スマホやタブレットの充電も高速。 複数デバイスも同時に安定して充電できる。 | 出典:Amazonレビュー |
家族利用にも便利 | 家族で外出時、複数人のスマホを一度に充電できて重宝している。 軽くてバッグに放り込んでおけるサイズ感もちょうどいい。 | 出典:Amazonレビュー |
ケーブルが短く、端子が抜けやすい | ケーブルがやや短く、取り回しに難がある。 特にコネクタ部分が緩く、スマホ側の端子から抜けやすいことがある。 | 出典:Amazonレビュー |
ストラップケーブルの信頼性に不安 | ストラップのように使えるケーブルが、引っ張ると抜けそうに感じた。実用には問題ないが、耐久性が少し気になる。 | 出典:Amazonレビュー |
ノートPCへの給電は力不足 | 最大35W出力はスマホやiPadなら十分だが、MacBookなどへの給電にはパワー不足。 | 出典:Amazonレビュー |
値段に割高感がある | 機能は優秀だが、容量や出力を考えると割高に感じる。 | 出典:Amazonレビュー |

メリット・デメリットまとめ
本製品を実際に使用した人の評価や製品スペックから分かるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- ケーブル内蔵で手軽に使える
- 単ポート最大35Wの高出力に対応
- 最大4台の同時充電に対応
- 軽量・コンパクトで持ち運びやすい
デメリット
- ケーブルが短めで取り回しに注意
- コネクタの固定感に個体差がある
- 複数ポート利用の出力制限に注意
- 人によっては割高かも
以下では、これらのメリット・デメリットについてさらに詳しく解説していきます。
メリットの詳細
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ケーブル内蔵で手軽に使える | 2本のUSB-Cケーブルを本体に内蔵しており、外出時に別途ケーブルを持ち歩く必要がありません。 ストラップ代わりにも使える仕様で、取り回しやすさと携帯性が両立しています。 |
単ポート最大35Wの高出力に対応 | スマートフォンやタブレットだけでなく、MacBook Airなど軽量ノートPCの充電にも対応。 急速充電対応で、忙しい時にも短時間で効率よく給電可能です。 |
最大4台の同時充電に対応 | 2本の内蔵USB-Cケーブルに加えて、USB-Cポート、USB-Aポートを使えば最大4台のデバイスを同時に充電できます。 イヤホンやルーターなど複数ガジェットを持ち歩く人にとって便利です。 |
軽量・コンパクトで持ち運びやすい | 約220gのコンパクト設計で、カバンやポーチに収まりやすく、持ち歩きにもぴったり。 デザイン性と機動力を兼ね備えたモデルです。 |
デメリットの詳細
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ケーブルが短めで取り回しに注意 | 内蔵USB-Cケーブルはコンパクトで収納性に優れる一方、長さが短くデバイスの置き場所に制限があるとの声も。 複数ポート利用時は少し使いづらさを感じるかもしれません。 |
コネクタの固定感に個体差がある | 一部レビューでは、USB-C端子が緩く、使用中に外れやすいとの報告がありました。 使用場面によっては気になるポイントです。 |
複数ポート利用の出力制限に注意 | 単ポート使用時は最大35Wですが、複数ポートを同時に使用した場合は出力が合計最大15Wに制限されるため、ノートPCなどの同時充電用途には不向きです。 |
人によっては割高かも | 機能の多さに対する満足度は高いものの、一部ユーザーからは「1000円~2000円足せば、他にかなり選択肢が広がる。」といったコストパフォーマンス面での指摘もあります。 |
まとめ:こんな人におすすめ
特におすすめな人
これまでの特徴やレビュー傾向を踏まえると、以下のような使い方・目的を持つ方には、特にこの製品のメリットが活かされそうです。
ケーブルを持ち歩きたくない人 | USB-Cケーブルが2本内蔵されているため、別途ケーブルを持ち歩かなくてもすぐ充電できます。 荷物を減らしたい人にぴったりです。 |
スマホやタブレットを同時に充電したい人 | 4台同時充電に対応しており、スマホ・イヤホン・モバイルルーターなど複数機器の同時給電が可能。 外出時のマルチデバイス対応に便利です。 |
急速充電対応のコンパクトモデルを探している人 | 単ポート最大35W出力で、スマホからタブレットまで急速充電可能。220gの軽量コンパクト設計で、旅行や通勤にも使いやすいモデルです。 |
コスパ重視で実用性を求めたい人 | 内蔵ケーブル・パススルー・ディスプレイなど便利な機能が揃い、価格は6000円未満。 多機能ながら価格を抑えた高コスパモデルです。 |
他の製品を検討してもよさそうな人
一方で、本製品の特性が合わないケースもあります。以下のような方には、用途により他モデルも併せて検討するのがおすすめです。
最軽量・最薄型を優先したい人 | 約220gと軽量ではありますが、厚みが25mmあるためポケット収納にはやや不向き。 よりスリムなモデルを優先する方には合わないかもしれません。 |
Lightning端子の機器を使っている人 | 内蔵ケーブルはUSB-Cのみ。 LightningやMicro-USB機器への充電には別途ケーブルが必要です。 |
長時間使用やPC用途を想定している人 | 10000mAhでは、複数回の充電やPC用途にはパワー不足です。 ノートPCや長時間の使用には、より大容量・高出力のモデルか、充電器兼用モデルがおすすめです。 |
- より高コスパのケーブル1本タイプ:Anker Zolo Power Bank
- 携帯性重視モデル:Anker Nano Power Bank USB-C
- 高出力な充電器兼用モデル:Anker Prime Power Bank Fusion
- 大容量&高出力モデル:Anker Prime Power Bank 200W
総評
項目 | コメント |
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バッテリー性能 | 標準的な10000mAhの容量を備え、スマホやタブレットへの急速充電が可能。 |
携帯性 | コンパクトサイズであるものの、厚みがありポケット収納には不向き。 |
機能性 | ケーブル2本内蔵や最大4台同時充電など、日常使いに便利な多機能モデル。 |
コスパ | 機能性に優れ、コストパフォーマンスも高い製品です。 |
Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 35W, Built-In Dual USB-Cケーブル) は、2本のUSB-Cケーブルを内蔵し、最大35Wの急速充電に対応した多機能・高コスパのモバイルバッテリーです。
220gの軽量設計に加え、手のひらサイズのボディには、LED残量表示やパススルー充電、4台同時充電など実用的な機能が詰まっています。
特にモバイルルーターやワイヤレスイヤホンなど、複数デバイスを同時に扱うユーザーには便利な構成です。
一方で、ケーブルの種類がUSB-Cに限定されているため、Lightning対応機器などを多用する方にはやや不向き。
複数ポート利用時は合計出力が15Wに制限されるなど、若干のクセはあるものの、総合的には使いやすく機能性の高いモデルとなっています。
総合的に、USB-Cケーブル2本内蔵という利便性と35W急速充電の実用性をバランス良く備えた1台。とくにケーブル持ち歩き不要な高機能モバイルバッテリーを探している方には、コスパの良い選択肢となるでしょう。

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