Anker Prime Power Bank(20000mAh, 200W)徹底レビュー|超高出力モバイルバッテリーの実力と評判

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Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)のレビュー評価
画像引用元:ANKER

Anker Prime Power Bank(20000mAh / 200W)は、20,000mAhの大容量と合計200Wの高出力を備えた、Anker史上最強クラスのモバイルバッテリーです。

2つのUSB-Cと1つのUSB-Aポートを搭載し、最大3台のデバイスを同時に急速充電可能。MacBook Proやスマートフォン、ワイヤレスイヤホンなどを1台でまとめて充電できます。

20,000mAhのバッテリーは、スマホからノートPCまで繰り返し充電でき、外出時の電池切れ対策にも最適です。

本体にはスマートディスプレイを搭載し、バッテリー残量・ポート出力・残り充電時間などをリアルタイムで確認可能。状況が一目で把握できます。

また、最大100W入力に対応しており、対応充電器を使えば約75分で本体をフル充電可能。パススルー充電にも対応し、充電しながら他機器への給電も行えます(※条件あり)。

ガジェット好きの間でも注目を集めており、消費者目線でのテストで知られる専門誌『MONOQLO』では2023年の年間ベストバイに選出されるなど、高い性能が専門家にも評価されています。

この記事では、本製品のスペックや特長、実際のユーザー評価をふまえて、メリット・デメリットやおすすめできるユーザー層をわかりやすく解説します。

目次

仕様・スペック一覧

Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)』の主な仕様は以下の通りです。

🏢メーカーANKER
📅発売日2023年8月2日
💰価格19,990円
🎨製品型番(カラー)A1336011 (ブラック) / A13360B1 (ゴールド)
🔋バッテリー容量20,000mAh(3.6V換算で約72Wh)
⚡出力合計最大200W
<単ポート出力>
・ USB-C1/C2:最大100W
 (5V=3A, 9V=3A, 15V=3A, 20V=5A 他)
・USB-A:最大65W
  (5V=3A, 9V=2A, 10V=6.5A, 12V=1.5A)​
⚙️同時充電最大3ポート同時充電可能(合計出力最大200W)
🔌入力(USB-C)最大100W
(5V=3A, 9V=3A, 15V=3A, 20V=5A)​
※専用充電スタンド(別売)経由でも最大100W入力対応
🔗ポート構成・USB-Cポート×2(出力兼入力用)
・USB-Aポート×1(出力用)
📐サイズ約127 × 55 × 50 mm​
⚖️重量約540g
🛠️その他機能・USB Power Delivery (PD)対応
・PPS対応
・ディスプレイ搭載​
・PSE技術基準適合
・パススルー充電対応
📦パッケージ内容・本体
・USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)
・収納ポーチ
・取扱説明書
・保証/カスタマーサポート
※保証期間は24ヶ月 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後)
※​上記の仕様はメーカー公称値です。実際の使用環境や接続機器により、性能が変動する場合があります。​

パススルー充電を利用するにはモバイルバッテリー本体へ20W以上の入力が必要となります。
さらに、パススルー充電時はモバイルバッテリー本体への入力が最大65W、デバイスへの出力は最大45Wに制限されます。

外観と特徴

本製品の外観や設計上の特徴について紹介します。
デザイン性やサイズ感、性能、持ち運びやすさなど、使用前に気になるポイントをまとめて確認したい方はぜひご覧ください。

外観とデザイン

本製品は、持ち運びやすさを重視したコンパクト設計と、直挿しできる折りたたみ式のUSB-C端子を採用。
カラーバリエーションも7色と豊富で、自分の好みに合わせた選択が可能です。

本製品の筐体は質感が高く、曲線を帯びたデザインで高級感があります。カラーはブラックとゴールドの2色から選択可能で、用途や好みに合わせて選ぶことができます。

機能別の特徴と評価

各項目を評価した結果、本製品は「充電性能」や「機能性」で高く評価されました。
サイズや重量に関してはやや携帯性に欠けるものの、最大200Wの同時出力やディスプレイ表示など実用性に優れており、総合的なパフォーマンスは非常に高いモデルです。

項目コメント
充電性能最大200Wの高出力に対応し、MacBook ProなどのノートPCも高速充電可能。
容量20,000mAhと合わせて、ハイエンド用途にも十分対応します。
携帯性出力と容量に対してはコンパクトですが、540gと重量があり、毎日持ち運ぶにはやや負担を感じるかもしれません。
本体充電速度最大100W入力に対応しており、対応充電器を使えば約75分で本体をフル充電可能。
実用性の高いスピードです。
機能性ディスプレイ搭載やパススルー対応、3ポート同時出力など、あらゆる面で高機能。
使い勝手に優れた構成です。
コスパ機能性と出力性能を考慮すると価格は妥当。
安価ではないものの、納得感のある高性能モデルです。
▶評価基準を確認する。

「充電性能」「携帯性」「機能性」「本体充電速度」「コストパフォーマンス」の評価結果の詳細は以下の通りです。

  • 【充電性能】9点(出力W数:5点、バッテリー容量:4点)
  • 【携帯性】3点(面積:3点、厚み:0点、重量:0点)
  • 【本体充電速度】5点
  • 【機能性】8点(急速充電対応(マルチ)、ディスプレイ搭載、パススルー対応、3ポート以上搭載、USB-Cポート2個以上、2口以上同時充電)
  • 【コスパ】-5点(目標点:30点)

当サイト独自の評価基準を設けており、詳細については「モバイルバッテリーの総合評価基準」をご覧ください。

実際の使用感や反応について

実際に製品を使用したユーザーの感想やレビュー動画を紹介します。
購入前の参考として、リアルな使用感や評価ポイントをぜひチェックしてみてください。

実際の使用感がわかるレビュー動画

本製品の使用感や特徴については、公式のYouTube動画でもわかりやすく紹介されています。
実際のサイズ感や充電中の様子など、静止画では伝わりにくい部分を確認したい方におすすめです。

ミュートを解除する際は、音量にご注意ください。

Xでの反応

実際に本製品を使用したユーザーによる投稿がX(旧Twitter)にも多く見られます。ここでは、その中から使用感や満足度がよく伝わるクチコミをピックアップして紹介します。

その他のレビューコメント

Amazonや楽天などで寄せられている実際のレビューをもとに、評価の傾向や使用感の共通点を要約して紹介します。購入を検討する際の参考にしてみてください。

充電がとにかく速い本体が空の状態でも、40分弱で満充電できるのが素晴らしい。朝にバッテリーが切れていても、すぐに充電できるのがありがたい。出典:Amazonレビュー
残量表示ディスプレイが便利バッテリー残量表示が非常に明確で、一目で電池残量が分かります。出典:Amazonレビュー
ノートPCとスマホを同時に充電できて便利少し重いけど、ノートPCとスマホを同時充電できてどこでも心配なく仕事できる。出典:Amazonレビュー
デザインが良く高級感がある重い分安定感はあるように思います。何よりデザインが美しくとても気に入っている。出典:価格.com
持ち運びにはやや不向きサイズが大きく厚みもあり、カバンに入れての持ち運びは少し不便です。出典:Amazonレビュー
専用スタンドが別売りなのが残念置くだけ充電ができるスタンドは別売りで、付属していないのが残念。出典:Amazonレビュー

メリット・デメリットまとめ

本製品を実際に使用した人の評価や製品スペックから分かるメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 合計200Wの超高出力で幅広い機器に対応
  • 最大100W入力で本体も急速充電
  • 20,000mAhの大容量バッテリー
  • 残量・出力がひと目でわかるディスプレイ
  • パススルー充電&専用スタンド対応

デメリット

  • 約540gと非常に重い
  • サイズが大きく厚みがある
  • ノートPCのフル充電は難しい
  • 価格がやや高め
  • フル性能には別途アクセサリが必要

以下では、これらのメリット・デメリットについてさらに詳しく解説していきます。

メリットの詳細

✅ メリットの詳細を開く
合計200Wの超高出力で幅広い機器に対応USB-C×2(各最大100W)+USB-A×1(最大65W)で、合計出力は最大200W。
スマホからノートPCまで、3台のデバイスを高速で同時に充電できるパワフルさが魅力です。
最大100W入力で本体も急速充電最大100WのUSB-C入力に対応し、対応充電器を使えば約75分でフル充電可能。
一般的なモバイルバッテリーより高速で、空き時間で充電できます。
20,000mAhの大容量バッテリースマホなら約4〜5回、ノートPCも約1回充電できる安心の大容量。
旅行や外出時に複数台のデバイスを繰り返し充電できます。
残量・出力がひと目でわかるディスプレイ視認性の高いLCDに、残量(%)・出力W数・予測充電時間を表示。
暗所でも状況をすぐ把握でき、電源管理がしやすくなります。
パススルー充電&専用スタンド対応本体充電中に他機器へ給電できるパススルー充電に対応(入力20W以上・出力最大45W)。
別売の100Wスタンドを使えば、ケーブルレスで置くだけ充電も可能です。

デメリットの詳細

⚠️ デメリットの詳細を開く
約540gと非常に重い約540gと、スマートフォン3〜4台分に相当する重量。
軽量モデルと比べて明らかに重く、長時間の携帯には不向きです。
サイズが大きく厚みがある約127×55×50mmと厚みがあり、ポケット収納は現実的ではありません。
バッグ内でも存在感があるサイズのため、取り回しには工夫が必要です。
ノートPCのフル充電は難しい容量20,000mAhでも、ノートPCを100%まで充電するのは難しいです。
常にフル充電したい用途にモバイルバッテリーは不向きです。
価格が高め定価19,990円はモバイルバッテリーとしては上位クラスの価格帯。
同出力帯では妥当ですが、「セール以外では手が出にくい」と感じる人も。
フル性能には別途アクセサリが必要最大100W出力を活かすには、100W対応のUSB-C充電器が別途必要。
専用充電スタンドも別売で、すべて揃えると総額はやや高くなります。

まとめ:こんな人におすすめ

Anker Prime Power Bank(20000mAh・200W) は、ハイパワーと多機能性を兼ね備えたモバイルバッテリーです。

ノートPCや複数デバイスを同時に充電したい方にとって、外出先でもストレスなく使える頼もしい1台です。

特におすすめな人

これまでの特徴やレビュー傾向を踏まえると、以下のような使い方・目的を持つ方には、特にこの製品のメリットが活かされそうです。

出張や旅行が多いビジネスユーザーノートPCやスマホ、タブレットをこれ1台でまとめて急速充電可能。
荷物が減り、電源確保のストレスも大幅に軽減します。
長時間カフェなどで作業する人20,000mAhの大容量で、コンセントが確保しづらい場所でもノートPCの利用が可能。
残量表示で電池切れの不安がなく、集中しやすい作業環境を作れます。
ガジェット好き・ヘビーユーザーUSB-C機器を多数持ち歩く方やモバイルワーカーの方にも最適。
高出力でスマホ・タブレット・アクセサリも一括充電できます。
家族や同僚とデバイスを共有する人3ポート同時出力に対応しており、1台で複数人のデバイスを同時に充電可能。
旅行・外出先でも電源の取り合いになりません。

他の製品を検討してもよさそうな人

一方で、ユーザー評価や使用環境によっては、本製品の特性が合わないケースもあります。以下のような方には、用途により他モデルも併せて検討するのがおすすめです。

大容量・高出力が必要ない人ノートPCは使わず、スマホやイヤホン程度の充電が中心の人にとっては、本製品の性能は過剰です。
持ち運びやすさを重視する人本体は約540gあり、厚みも約50mmとサイズ感も大きめのため、毎日持ち歩くにはやや負担が大きく感じられます。
外出先でコンセントが確保できるなら、ACプラグ内蔵のモバイルバッテリーの検討をおすすめします。
価格を最重視する人性能重視のモデルであり、コストはやや高めのため、「とにかく安く」という方には向いていません。
別売の充電器を既にお持ちであれば、より手頃な中容量モデルと組み合わせた方が費用を抑えられる場合もあります。
用途別おすすめモデル一覧

総評

項目コメント
充電性能最大200W出力&20,000mAhで、ノートPCも含め幅広く対応。
携帯性コンパクトながら540gと重く、携帯時にやや負担を感じるかもしれません。
本体充電速度最大100W入力で、対応充電器を使えば約75分でフル充電可能。
機能性ディスプレイ・パススルー・3ポート出力など高機能な構成です。
コスパ安価ではないものの、機能・出力を考えれば納得の価格帯です。

最大200Wの出力や100W入力による本体の急速充電、3ポート同時出力や残量表示ディスプレイなど、あらゆる面で使い勝手と実用性に優れており、多くのユーザーから高い満足度を得ています。

スマートフォンはもちろん、ノートPCやタブレットなど複数の高出力機器をまとめてカバーできる高性能さは、特にモバイルワークや出張用途でも頼れる存在となるでしょう。

本体重量540gというサイズ感や、定価約2万円という価格帯は、人によってはネックとなるポイントですが、それ以上に余りある充電性能と拡張性を備えており、「しっかり使える一台」を求める方には非常におすすめできます。

なお、定価は約2万円ですが、過去にはセールで15,000円台に値下がりしたこともあるため、狙っている方はタイミングを逃さずチェックするのがおすすめです。

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