
Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル) は、Anker初の「巻取り式USB-Cケーブル」を搭載した大容量モバイルバッテリーです。
25000mAhの容量に加え、単ポート使用時で最大100W、複数ポート使用時は最大165Wの高出力が特徴で、ノートPCやタブレットの急速充電も可能です。
本体にはUSB-C・USB-Aポートに加えて、巻取り式(約70cm)とストラップ兼用(約30cm)の2本のUSB-Cケーブルも内蔵しており、最大4台の同時充電に対応しています。
LEDディスプレイではバッテリー残量や出力・入力W数、充電完了予測時間などをリアルタイムに表示。さらに低電流モードやActiveShield 2.0による多重保護機能も搭載し、安全性にも配慮された一台です。
この記事では、本製品のスペックや特長、実際のユーザー評価をふまえて、メリット・デメリットやおすすめできるユーザー層をわかりやすく解説します。
仕様・スペック一覧
『Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)』の主な仕様やスペックは以下の通りです。
🏢メーカー | ANKER |
📅発売日 | 2025年5⽉8⽇ |
💰価格 | 14,990円(税込) |
🎨製品型番(カラー) | A1695N11 (ブラック) / A1695N41 (シルバー) |
🔋バッテリー容量 | 25000mAh |
⚡出力 | USB-C / USB-Cケーブル:最大100W (5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A) USB-A:最大33W (5-11V=3A / 5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A / 12V=1.5A) |
⚙️同時充電 | 最大4台、合計最大出力165W |
🔌入力 | USB-C:最大100W (5-11V=3A / 5A=3V / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A) |
🔗ポート構成 | ・一体型USB-Cケーブル×2(入出力兼用) ・USB-Cポート×1(入出力兼用) ・USB-Aポート×1(出力用) |
📐サイズ | 約158 × 54 × 49 mm |
⚖️重量 | 約595g |
📦パッケージ内容 | ・本体 ・取扱説明書 ・保証/カスタマーサポート ※保証期間は18ヶ月 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後) |
外観と特徴
製品のサイズ感や質感、持ち運びやすさなどは、スペックだけでは伝わりにくい部分です。
ここでは、本製品の外観や設計上の特徴をもとに、携帯性や使いやすさの視点から紹介していきます。
外観とデザイン
本製品は、巻取り式USB-Cケーブルとストラップ型ケーブルの2本を本体に内蔵し、すっきりと収納できる構造に加え、前面には高精細なLEDディスプレイを搭載。
見た目はシンプルながらも機能性に富み、大容量ながら持ち運びやすさにも配慮されたデザインが特徴です。
機能別の特徴と評価
本製品は、圧倒的な出力性能と実用性を備えたハイスペックモデルです。
ここでは「バッテリー性能」「携帯性」「機能性」「コストパフォーマンス」の4つの観点から、実際の使用感とあわせてその特長を整理して紹介します。
項目 | コメント |
---|---|
バッテリー性能 (29点) | 出力:10点、容量:9点、入力:10点
最大100W出力・100W入力に対応し、ノートPCにも余裕で充電できるハイパフォーマンス仕様。 容量25,000mAhでスマホは4回以上、MacBook Airも1回以上フル充電可能です。 |
携帯性 (6点) | 面積:4点、厚み:1点、重量:1点
サイズはスリムながら、約595gの重量と厚みはかなり重め。 日常的に持ち歩く用途には不向きで、据え置きや出張用に向いています。 |
機能性 (20点) | PPS対応、ケーブル内蔵、ディスプレイ表示、パススルー充電、低電流モード、同時充電3台以上、自動出力調整
巻取り式・ストラップ型の2本のUSB-Cケーブル内蔵に加え、ポート数も充実しており、最大4台の同時充電にも対応する多機能モデル。 |
コスパ (+0点) | 合計点:55点、期待値:55点
高性能モデルとしての価格帯は妥当。 多機能と高出力を活かすユーザーには価格以上の価値を感じられるでしょう。 |
※コスパは高価格帯モデルほど低くなる傾向があります。
実際の使用感や反応について
実際に製品を使用したユーザーの感想やレビュー動画を紹介します。
購入前の参考として、リアルな使用感や評価ポイントをぜひチェックしてみてください。
実際の使用感がわかるレビュー動画
本製品の使用感や特徴については、以下のYouTube動画でもわかりやすく紹介されています。
実際のサイズ感や充電中の様子など、静止画では伝わりにくい部分を確認したい方におすすめです。
Xでの反応
実際に本製品を使用したユーザーによる投稿がX(旧Twitter)にも多く見られます。ここでは、その中から使用感や満足度がよく伝わるクチコミをピックアップして紹介します。
レビューサイトのコメント
Amazonや楽天などで寄せられている実際のレビューをもとに、評価の傾向や使用感の共通点を要約して紹介します。購入を検討する際の参考にしてみてください。
これ一台で安心 | 大容量バッテリーのおかげでスマホもノートPCもこれ一台でまかなえる安心感があります。 ケーブルも本体に内蔵されていて持ち出しラクラク。 旅行のお供に最適でした。 | 出典:楽天レビュー |
ケーブル付きで便利 | 内蔵ケーブルが伸縮できて最大70cmになるので使い勝手が良いです。 「ケーブルが短くて届かない」というストレスが無く、とても便利です。 | 出典:楽天レビュー |
ノートPCへの急速充電も問題なし | USB-Cからの最大100W出力でノートパソコンの充電もバッチリできました。 出力性能は抜群で、スマホと同時に繋いでもPC側の充電が遅くなることはありません。 | 出典:Amazonレビュー |
充電状況が一目で分かるディスプレイが便利 | 各ポートの出力W数や残り充電時間まで表示される液晶ディスプレイに驚きました。 | 出典:Amazonレビュー |
重量とサイズがネック | とにかく本体がずっしり重いです。 約600gあるので、毎日持ち歩くには負担に感じました。 カバンに入れると結構な存在感で、軽さ重視の人には厳しいかもしれません。 | 出典:Amazonレビュー |
パススルー対応だけど注意が必要 | パススルー充電に対応している点は便利ですが、複数デバイスを同時に充電していると出力が不安定になったり、充電速度がかなり落ちます。 1台なら問題ありませんが、ノートPCとスマホを同時に充電したいときは注意が必要です。 | 出典:Amazonレビュー |
別途高出力の充電器が必要 | 100Wの充電器を持っていないので、モバイルバッテリー自体の充電に思ったより時間がかかりました。 高速に本体充電するには別途高出力の充電器が必要ですね。 | 出典:楽天レビュー |
価格が高く出番が限られる | 製品としては非常に優秀ですが、約15,000円という価格と重さを考えると自分の用途では持ち歩く機会が少ないかもしれません。 最近は飛行機や新幹線、カフェなどでもコンセントが使える場面が増えたので、この大容量を活かすシーンが意外と限られる印象です。 | 出典:Amazonレビュー |
メリット・デメリットまとめ
本製品を実際に使用した人の評価や製品スペックから分かるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- ケーブル2本内蔵で使いやすい
- 最大100W対応の高出力でPC充電も可能
- 25000mAhの超大容量で安心感がある
- 本体も急速充電に対応
- 多機能で使いやすく安心
デメリット
- 重量は約595gとかなり重め
- ポケット収納には不向き
- パススルー充電時の出力が制限される
- 価格は高め
以下では、これらのメリット・デメリットについてさらに詳しく解説していきます。
メリットの詳細
✅ メリットの詳細を開く
ケーブル2本内蔵で使いやすい | 巻取り式(70cm)とストラップ型(30cm)の2本のUSB-Cケーブルを本体に内蔵。 持ち運びや収納性に優れ、外出時もケーブル忘れの心配がありません。 |
最大100W対応の高出力でPC充電も可能 | 単ポート最大100W出力、合計最大165Wに対応。 ノートPCやタブレットなどの高出力デバイスも急速充電でき、用途の幅が広がります。 |
25000mAhの超大容量で安心感がある | iPhoneを約4回以上、MacBook Airも1回以上充電可能。 出張や旅行、災害時の備えとしても頼れる大容量です。 |
本体も急速充電に対応 | 最大100W入力対応により、対応充電器を使えば約1.5時間でフル充電可能(一般的な30W充電器でも約4時間)。 |
多機能で使いやすく安心 | バッテリー残量、出力・入力W数、温度や劣化度まで表示する高機能ディスプレイを搭載。 さらに低電流モードやActiveShield 2.0による保護機能も備えており、使いやすさと安全性の両面で優れています。 |
デメリットの詳細
⚠️ デメリットの詳細を開く
重量は約595gとかなり重め | 大容量ゆえ、本体重量は約630gあり、日常的に持ち歩くのは厳しいサイズ感です。 |
ポケット収納には不向き | 細長い形状ではあるものの、サイズと重さからポケットには入りづらく、スマホと一緒に手持ちで使うのも難しいです。 |
パススルー充電時の出力が制限される | 機器と同時に本体も充電できるパススルー充電には対応しています。 しかし、複数のデバイスを同時に充電する際に出力が制限される場合があり、時間がかかるというレビューも見られます。 |
価格は高め | 約15,000円前後と、一般的なモバイルバッテリーに比べて高価格帯です。 ただし、容量・機能を考えると妥当との声もあり、セール時がねらい目です。 |
まとめ:こんな人におすすめ
本製品は、25000mAhの大容量と最大100Wの高出力、さらに巻取り式とストラップ型のUSB-Cケーブルを内蔵した多機能モバイルバッテリーです。
充電性能と実用性、安全性を高い次元で両立しており、外出先でも「これ一台でまかなえる」安心感が魅力です。
ここでは、これまで紹介してきた特長やレビュー評価をもとに、どんな使い方に向いているかを整理しました。
特におすすめな人
これまでの特徴やレビュー傾向を踏まえると、以下のような使い方・目的を持つ方には、特にこの製品のメリットが活かされそうです。
出張や旅行中にノートPCも充電したい人 | 最大100W出力でMacBook ProやAirにも対応。 荷物を減らしつつ高出力充電したい人に最適です。 |
ケーブルを持ち歩きたくない人 | 巻取り式とストラップ型の2本のUSB-Cケーブルを内蔵しており、ケーブル忘れの不安もありません。 |
複数のスマホ・ガジェットを同時に充電したい人 | 内蔵ケーブル2本+USB-C/USB-Aポートの計4台同時充電が可能。 合計最大出力も165Wと、複数のデバイスを持ち歩く人にもおすすめです。 |
残量や出力状況を細かく把握したい人 | 出力W数や温度・バッテリーヘルスまでリアルタイムで表示されるディスプレイ付きで視認性が高いです。 |
他の製品を検討してもよさそうな人
一方で、本製品の特性が合わないケースもあります。以下のような方には、用途により他モデルも併せて検討するのがおすすめです。
毎日持ち歩きたい人 | 本体は大きく、重量もあるため、軽さや携帯性を重視する人には不向きなサイズです。 |
Lightning端子しか使っていない人 | 内蔵ケーブルはUSB-C仕様のため、Lightning機器の充電には別途変換やケーブルが必要です。 |
高出力の充電器を持っていない人 | 本体の機能を最大限に活かすには、最大100W対応の高出力充電器が必要です。 30W前後の一般的な充電器でも充電は可能ですが、フル充電までに時間がかかるため注意が必要です。 |
価格よりシンプルな機能を優先したい人 | 多機能・高出力モデルのため価格は高め。 必要最小限で十分という人には他モデルの方が向いています。 |
- 携帯性重視モデル:Anker Nano Power Bank USB-C
- ライトニングケーブル搭載モデル:Anker Zolo Power Bank
- 充電器不要のコンセント搭載モデル:Anker Prime Power Bank
- シンプル構成の高コスパモデル:Anker Zolo Power Bank
総評
項目 | コメント |
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バッテリー性能 | 25000mAhの超大容量と100Wの高出力に対応。 |
携帯性 | 約595gと、常時携帯するにはやや不便です。 |
機能性 | 2本のケーブルやディスプレイなどを搭載した多機能モデル。 |
コスパ | 価格は高めながらも高性能で、バランスの良い製品です。 |
Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル) は、25000mAhの大容量と最大100W出力に対応した超高性能モバイルバッテリーです。
2本のUSB-Cケーブルを本体に内蔵し、最大4台の同時充電が可能。
残量・出力W数・温度などをリアルタイムで確認できる高機能ディスプレイも搭載しており、日常用途はもちろん、出張や旅行、非常時まで幅広く活躍する1台です。
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