【充電器機能付き】Anker PowerCore Fusion 10000徹底レビュー|コンセント一体型モバイルバッテリーの実力と評判

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モバイルバッテリーAnker PowerCore Fusion 10000のレビュー評価
画像引用元:ANKER

Anker PowerCore Fusion 10000は、モバイルバッテリーとUSB急速充電器の機能を1台にまとめた「2 in 1」設計が特長です。

本体にコンセント直挿しできるACプラグを内蔵しており、外出先ではバッテリーとして、自宅では充電器として使い分けることができます。

バッテリー容量は9,700mAhと大容量で、スマートフォンなら約2回のフル充電が可能。
USB-CとUSB-Aの2ポートを搭載し、最大20W出力のPower Deliveryにも対応しています。

さらに、ACアダプターから本体への充電中でも、接続したデバイスが満充電になると自動的に本体の充電が行われる機能を備えています。

デバイスと本体を同時に充電することはできません。

本体サイズは厚みがあり、重量もあるものの、コンセント一体型による高い利便性により、日常使いからビジネスシーン、旅行まで幅広く活躍する、まさに万能型のモバイルバッテリー兼充電器です。

この記事では、本製品のスペックや特長、実際のユーザー評価をふまえて、メリット・デメリットやおすすめできるユーザー層をわかりやすく解説します。

目次

仕様・スペック一覧

Anker PowerCore Fusion 10000』の主な仕様やスペックは以下の通りです。

🏢メーカーANKER
📅発売日2021年1月26日
💰価格5,990円(税込)
🎨製品型番(カラー)A1623115 (ブラック) / A1623125 (ホワイト) / A1623193 (レッド)
🔋バッテリー容量9700mAh
⚡出力(USB)USB-C:最大20W(5V=3A / 9V=2.22A)
USB-A:最大12W(5V=2.4A)
⚙️同時充電2ポート同時充電可能(最大15W)
🔌入力(ACプラグ)100-240V 0.7A 50 – 60Hz
🔗ポート構成・USB-Cポート×1(出力用)
・USB-Aポート×1(出力用)
・折りたたみ式プラグ(入力用)
📐サイズ約82 ☓ 82 ☓ 35mm
⚖️重量約290g
🛠️その他機能・バッテリー残量確認用LEDインジケーター
・急速充電規格(PD)対応
・低電流モード搭載
・PSE技術基準適合
📦パッケージ内容・本体
・USB-A & USB-C ケーブル
・専用ポーチ
・取扱説明書
・保証/カスタマーサポート
※保証期間は18ヶ月 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後)
※​上記の仕様はメーカー公称値です。実際の使用環境や接続機器により、性能が変動する場合があります。​

外観と特徴

Anker PowerCore Fusion 10000は、モバイルバッテリーとUSB急速充電器を兼ね備えた2in1設計が特徴です。
ここでは、本製品の外観やデザイン、そしてポイントとなる特徴について詳しく紹介します。

外観とデザイン

本製品は、折りたたみ式プラグを搭載した、コンパクトながら存在感のあるサイズ感です。
マットな質感で仕上げられており、​シンプルで洗練されたデザインは、ビジネスシーンから日常使いまで幅広くマッチします。

機能別の特徴と評価

性能・機能面から評価した結果、本製品は価格に対する総合スコアが期待値を下回り、コスパ評価は△となりました。

ただし、実際に使用しているユーザーからは、コンパクトな2in1設計で携帯性の高さも好評です。そのため、「体感的なコスパは高い」と感じる人も多いと思うので、参考程度でお考え下さい。

項目コメント
  バッテリー性能
(12点)
【出力:5点、容量:5点、入力:2点】
容量・出力ともに平均的な性能を備えています。
一方で、USB-Cによる本体の充電は非対応で、満充電には4時間を要します。
※公式の充電時間から、入力は10~12W相当と推測されます。
  携帯性
(13点)
【面積:6点、厚み:2点、重量:5点】
コンパクトながら厚みがあり、重さも約290gあるため、長時間の持ち運びには負担を感じる場合があります。
  機能性
(6点)
【搭載機能:ポート数2口以上、ACプラグ内蔵、LED残量表示、低電流モード】
急速充電器としても使用可能で、低電流モードや2台同時充電にも対応しますが、他モデルと比べると物足りなさが残ります。
  コスパ
(-14点)
【合計点:31点、期待値:45点】
容量・機能ともに特筆すべき点はなく、同容量帯の他製品と比べるとコストパフォーマンス面ではやや劣る印象があります。
※評価はこちらの評価基準に基づいています。スコアは参考値としてご活用ください。
※コスパは高価格帯モデルほど低くなる傾向があります。

実際の使用感や反応について

実際に製品を使用したユーザーの感想やレビュー動画を紹介します。
購入前の参考として、リアルな使用感や評価ポイントをぜひチェックしてみてください。

実際の使用感がわかるレビュー動画

本製品の使用感については、以下のYouTube動画でも紹介されています。
実際のサイズ感や充電中の様子など、静止画では伝わりにくい部分を確認したい方におすすめです。

ミュートを解除する際は、音量にご注意ください。

Xでの反応

実際に本製品を使用したユーザーによる投稿がX(旧Twitter)にも多く見られます。ここでは、その中から使用感や満足度がよく伝わるクチコミをピックアップして紹介します。

その他のレビューコメント

Amazonや楽天などで寄せられている実際のレビューをもとに、評価の傾向や使用感の共通点を要約して紹介します。購入を検討する際の参考にしてみてください。

旅行用に最適!出張が多いのでコンセント直挿しできる点が本当に助かります。持ち物が1つ減っただけで快適さが段違いです。出典:Amazonレビュー
iPhone急速充電できました20W対応のおかげでiPhone14を30分で50%以上充電できました。コンパクトさにも満足しています。出典:楽天レビュー
2ポート同時充電が便利家族と一緒に使う場面でも、USB-CとUSB-Aの2ポートがあるおかげで同時充電できて助かっています。出典:Amazonレビュー
充電機能が快適コンセントに挿すだけでスマホも本体も充電できるので、充電忘れがなくなりました。出典:楽天レビュー
デザインもシンプルで好みブラックのマットな質感が気に入っています。変な装飾がないのでビジネスバッグにもなじみます。出典:Amazonレビュー
もう少し軽ければ完璧サイズや使い勝手には満足ですが、やっぱり290gはポケットには重いです。出典:Amazonレビュー
厚みが意外とあるサイズ自体は小さいですが、厚みがあるのでポケットに入れるにはちょっと不便です。出典:Amazonレビュー
ノートPCには向かないUSB-C充電対応のノートPCを充電しようとしたら、出力不足でした。出典:楽天レビュー

メリット・デメリットまとめ

本製品を実際に使用した人の評価や製品スペックから分かるメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • モバイルバッテリーと充電器の一体型設計
  • 9700mAhの大容量バッテリー
  • 最大20Wの急速充電に対応
  • USB-CとUSB-Aの2ポート搭載
  • 低電流モード搭載

デメリット

  • 重量がやや重め
  • 価格がやや高め
  • 付属ケーブルがUSB-A & USB-Cのみ
  • コンセント形状に注意が必要
  • パススルー充電には非対応

以下では、これらのメリット・デメリットについてさらに詳しく解説していきます。

メリットの詳細

✅ メリットの詳細を開く
モバイルバッテリーと充電器の一体型設計ACプラグを内蔵し、コンセントに直接挿して本体充電が可能。​別途充電器を持ち歩く必要がなく、荷物を減らせます。
9700mAhの大容量バッテリースマートフォンを約2回、タブレットを約1回フル充電できるため、外出先でも安心して使用できます。
最大20Wの急速充電に対応USB-CポートはPower Delivery対応で、iPhoneやiPadなどのデバイスを高速で充電可能です。​
USB-CとUSB-Aの2ポート搭載最新のUSB-Cデバイスと従来のUSB-Aデバイスの両方に対応し、同時に2台の機器を充電できます。
低電流モード搭載​イヤホンやスマートウォッチなどの低電流デバイスに適切に充電する「低電流モード」が搭載されています。​

デメリットの詳細

⚠️ デメリットの詳細を開く
重量がやや重め約290gと、同容量のモバイルバッテリーと比較して重く、長時間の持ち運びには負担を感じる場合があります。
価格がやや高め同容量のモバイルバッテリー単体と比較すると価格が高く、コストパフォーマンスを重視する方には不向きかもしれません。
付属ケーブルがUSB-A & USB-CのみUSB-C & USB-Cケーブルや、iPhoneユーザー向けのUSB-C to Lightningケーブルは別途用意する必要があります。
コンセント形状に注意が必要コンセント一体型のため、差し込み口によっては刺さらなかったり、抜けやすいことがあります。
隣接するコンセントをふさぐ場合もあるため注意が必要です。
パススルー充電には非対応本体を充電しながらデバイスにも給電ができるパススルー充電には対応していません。
充電中、接続したデバイスが満充電になると自動的に本体の充電が行われます。

まとめ:こんな人におすすめ

Anker PowerCore Fusion 10000』は、​モバイルバッテリーと充電器を一体化したハイブリッドモデルです。​
約10,000mAhの大容量と最大20Wの急速充電に対応し、USB-CとUSB-Aの2ポートを搭載。​外出先での充電ニーズが高い方や、荷物を減らしたい方に最適な製品です。

この製品がおすすめな人

これまでの特徴やレビュー傾向を踏まえると、以下のような使い方・目的を持つ方には、特にこの製品のメリットが活かされそうです。

モバイルバッテリーと充電器を一体化したい方荷物を減らし、持ち運びを簡単にしたい方に最適です。
スマホの急速充電を重視する方最大20Wの出力で、スマートフォンやタブレットを素早く充電できます。
複数デバイスを同時に充電したい方USB-CとUSB-Aの2ポートで、2台のデバイスを同時に充電可能です。
デザイン性を重視する方シンプルで高級感のあるデザインは、ビジネスシーンにも適しています。

他製品を検討すべき人

一方で、ユーザー評価や使用環境によっては、本製品の特性が合わないケースもあります。以下のような方には、用途により他モデルも併せて検討するのがおすすめです。

軽量なモバイルバッテリーを求める方約290gとやや重いため、軽さを最優先する方には不向きです。
コストパフォーマンスを重視する方同容量のモバイルバッテリーと比較して価格が高めです。
充電器機能が不要の方あくまで「充電器兼用」を強みとした設計なので、軽快な持ち歩きを重視するならモバイルバッテリー単独モデルの検討をおすすめします。
ノートPCの充電も行いたい方最大20W出力ではノートパソコンの充電にはパワー不足のため、別製品の検討が必要です。

総評

項目コメント
  バッテリー性能容量・出力は十分だが、充電時間がやや長め。
  携帯性サイズと重量は大きめで、持ち運びには不向き。
  機能性基本機能は揃うが、特筆する拡張性はない。
  コスパ利便性は高いが、価格とのバランスは取りづらい。

Anker PowerCore Fusion 10000は、​モバイルバッテリーと充電器を一体化したハイブリッドモデルで、約10,000mAhの大容量と最大20Wの急速充電に対応しています。​

USB-CとUSB-Aの2ポートを搭載し、複数デバイスの同時充電が可能です。​折りたたみ式のACプラグを内蔵し、コンセントに直接挿して本体充電ができるため、持ち運びの際に荷物を減らせます。

​一方で、約290gとやや重く、付属のUSB-A & USB-CケーブルではiPhone14以前のシリーズは充電ができないため、別途ケーブルの用意が必要です。

​価格もやや高めですが、コンパクトで高品質な2in1製品を求める方にはおすすめの一品です。

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