
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) は、充電器・モバイルバッテリー・USB-Cケーブルの3機能が一体となったオールインワンモデルです。
コンセントに直接挿して最大30W出力の急速充電器として使えるほか、外出先ではモバイルバッテリーとしてスマホを約1回分充電できる5,000mAhの容量を備えています。
内蔵USB-Cケーブルにより、別途ケーブルを持ち歩く必要がありません。また、出力性能も高く、iPhoneやAndroid、MacBook Airなど幅広いデバイスを充電することができます。
LEDディスプレイ、折りたたみプラグなど機能性も充実しており、ケーブルをストラップのようにして持ち運べる工夫もされています。全6色の豊富なカラー展開とシンプルで上質なデザインも魅力です。
この記事では、本製品のスペックや特長、実際のユーザー評価をふまえて、メリット・デメリットやおすすめできるユーザー層をわかりやすく解説します。
本製品と同仕様でLightningケーブル内蔵のモデルもラインナップされています。
iPhone14以前のシリーズをメインに使う方には、別途ケーブル不要で充電できるLightning内蔵モデルの方が便利です。
仕様・スペック一覧
『Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)』の主な仕様やスペックは以下の通りです。
🏢メーカー | ANKER |
📅発売日 | 2024年08月30日 |
💰価格 | 5,990円(税込) |
🎨製品型番(カラー) | A1636N11 (ブラック) / A1636N21 (ホワイト) / A1636N31 (ブルー) / A1636N51 (ピンク) / A1636N61 (グリーン) / A1636NV1 (パープル) |
🔋バッテリー容量 | 5000mAh |
⚡出力(充電器使用時) | USB-C/内蔵ケーブル(単独):最大30W (5V=3A/9V=3A/10V=2.25A/15V=2A/20V=1.5A) |
⚡出力(バッテリー使用時) | USB-C/内蔵ケーブル(単独):最大22.5W (5V=3A/9V=2.22A/10V=2.25A) |
⚙️2台同時充電出力 | 充電器モード時:合計最大18W(5V=3.6A) バッテリーモード時:合計最大15W(5V=3A) |
🔌入力 | USB-C入力:最大10.5W(5V=2.1A) AC入力:100V-240V ~ 50-60Hz 1.5A |
🔗ポート構成 | ・一体型USB-Cケーブル(出力用) ・USB-Cポート×1(入出力兼用) ・折りたたみ式プラグ(入力用) |
📐サイズ | 約83 x 50 x 31mm (プラグ部を除く) |
⚖️重量 | 約200g |
🛠️その他機能 | ・LEDディスプレイ搭載 |
📦パッケージ内容 | ・本体 ・取扱説明書 ・保証/カスタマーサポート ※保証期間は18ヶ月 + 6ヶ月 (Ankerで会員登録後) |
外観・特徴
実際に製品を使用したユーザーの感想やレビュー動画を紹介します。
購入前の参考として、リアルな使用感や評価ポイントをぜひチェックしてみてください。
外観とデザイン
本体は手のひらに収まるコンパクトな直方体で、前面にバッテリー残量表示のLEDディスプレイを備え、背面には折りたたみ式のコンセントプラグを内蔵。
上部から伸びるUSB-Cケーブルは未使用時に本体に沿って固定でき、ストラップのように持ち運べる工夫も施されています。
機能別の特徴と評価
Anker Power Bank(30W, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)は、充電器・モバイルバッテリー・USB-Cケーブルの3機能を1台に集約した、利便性の高いモデルです。
出力性能・携帯性・機能性のバランスが取れており、荷物を減らしながら充電環境を整えたい人に特におすすめです。
項目 | コメント |
---|---|
バッテリー性能 (12点) | 【出力:7点、容量:3点、入力:2点】 急速充電に対応し、スマホや小型PCにも安定して給電可能。 容量は控えめでスマホ1回分が目安、入力も弱めで充電にはやや時間がかかります。 |
携帯性 (16点) | 【面積:8点、厚み:2点、重量:6点】 面積は小さく持ち運びやすい一方、厚みと重量はやや気になります。 とはいえ、オールインワンの利便性や荷物の削減を考えると、バランスは良好といえます。 |
機能性 (12点) | 【搭載機能:2台同時充電、ケーブル内蔵、ACプラグ内蔵、ディスプレイ表示】 3in1構成で、日常使いに必要な機能がコンパクトに収まっており、実用性は十分です。 |
コスパ (-5点) | 【合計点:40点、期待値:45点】 単体価格はやや高めで、期待値との差がやや気になる印象です。 ただし、3機能を1台でまかなえる利便性を重視する人にとっては、納得感のある価格設定です。 |
※コスパは高価格帯モデルほど低くなる傾向があります。
実際の使用感や反応について
実際に製品を使用したユーザーの感想やレビュー動画を紹介します。
購入前の参考として、リアルな使用感や評価ポイントをぜひチェックしてみてください。
実際の使用感がわかるレビュー動画
本製品の使用感については、以下のYouTube動画でもわかりやすく紹介されています。
実際のサイズ感や充電中の様子など、静止画では伝わりにくい部分を確認したい方におすすめです。
Xでの反応
実際に本製品を使用したユーザーによる投稿がX(旧Twitter)にも多く見られます。ここでは、その中から使用感や満足度がよく伝わるクチコミをピックアップして紹介します。
その他のレビューコメント
Amazonや楽天などで寄せられている実際のレビューをもとに、評価の傾向や使用感の共通点を要約して紹介します。購入を検討する際の参考にしてみてください。
オールインワンで忘れ物の心配がない | モバイルバッテリー用の充電器を忘れた!ケーブルを忘れた!なんてことがよくありましたが、この全部入りの充電器を使い始めてから悩みが一気に解消しました。 | 出典:Amazonレビュー |
充電も本体充電も同時にできて便利 | コンセントに挿すだけで本体の充電もできるので、モバイルバッテリーを充電し忘れる心配がなくなりました。 | 出典:楽天レビュー |
残量表示が地味にうれしい | 数字で残量%が見えるディスプレイが便利です。 従来の点滅ランプより直感的に把握できて、いつ充電すべきか判断しやすいです。 | 出典:楽天レビュー |
カラバリが可愛く統一感◎ | 自分はパープルを選びましたが、持っているスマホと色を揃えられて愛着が湧きます。 | 出典:Amazonレビュー |
5000mAhでは物足りない | スマホを満充電できないこともあり、もう少し容量が欲しかった。 1回使うとほぼ空になるので、予備電源としては不安が残ります。 | 出典:Amazonレビュー |
内蔵ケーブルが短く硬い | 付属のUSB-Cコードは耐久性重視なのか結構硬めで長さも短いです。 充電中は本体をぶら下げる感じになるので、もう少し柔らかく長いと使いやすいかなと感じました。 | 出典:Amazonレビュー |
価格が高めに感じる | 便利なのは間違いないですが、やはり値段は割高に感じます。 容量の割に高いので、大容量バッテリーと普通の充電器を別々に買う方が安上がりかも。 | 出典:Amazonレビュー |
Lightningユーザーはメリット薄い | iPhone 14だと、結局ライトニングケーブルを別に持たないといけません。 最初からLightningケーブル内蔵版を選ぶべきでした。 | 出典:Amazonレビュー |
メリット・デメリットまとめ
本製品を実際に使用した人の評価や製品スペックから分かるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- オールインワンで手軽
- 高速充電に対応
- 折りたたみプラグ&内蔵ケーブル
- 残量ディスプレイ搭載
デメリット
- バッテリー性能がいまいち
- 携帯性は控えめ
- 内蔵ケーブルが短くて硬い
- 本体の充電が遅い
以下では、これらのメリット・デメリットについてさらに詳しく解説していきます。
メリットの詳細
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オールインワンで手軽 | 充電器・ケーブル・バッテリーが一体化しており、これ1台で充電周りが完結します。 ケーブル忘れや充電器忘れの心配がなく、持ち物を大幅に減らせる手軽さが最大のメリットです。 |
高速充電に対応 | 急速充電器モードでは最大30W出力で、スマホはもちろん一部ノートPCまで充電可能なパワフルさです。 モバイルバッテリー使用時も22.5Wの高出力で、短時間でしっかり充電できます。 |
折りたたみプラグ&内蔵ケーブル | コンセント直挿しできる折りたたみ式プラグとUSB-Cケーブル内蔵により、ケーブルやアダプターを別途用意する必要がありません。 |
残量ディスプレイ搭載 | 本体前面のLEDディスプレイにバッテリー残量が%表示され、残量管理がしやすいです。 「あとどれくらい使えるか」が一目で分かり、充電タイミングの判断が簡単になります。 |
デメリットの詳細
⚠️ デメリットの詳細を開く
バッテリー性能がいまいち | 容量は5,000mAhと少なめで、スマホ1回分の充電が限界。 本体充電も最大10.5Wと控えめで、本体のフル充電には約2.5〜3時間かかり、容量のわりに時間を要します。 |
携帯性は控えめ | 厚みがあり、約200gと同容量クラスの一般的なバッテリーより重めです。 |
内蔵ケーブルが短くて硬い | 一体型のUSB-Cケーブルは約19cmと短めで硬さもあるため、利用シーンによっては取り回しに制限があります。 ケーブルが固定なので断線時の交換もできません。 |
価格設定が高め | 単機能のモバイルバッテリーや充電器と比べると価格は割高です。 同じ予算でより大容量のバッテリーや高出力充電器を個別に揃える選択肢もあり、コスト重視の場合はメリットを感じにくいかもしれません。 |
まとめ:こんな人におすすめ
本製品は、特に出張や旅行が多く「荷物をできるだけ減らしたい」という方や、普段からモバイルバッテリーと充電器を持ち歩いている方には、これ一台で済む便利さが大きなメリットになります。
また、スマホやタブレットだけでなくノートPCも持ち歩くビジネスパーソンにとっても、どちらも充電できる30W出力は大きな強みといえるでしょう。
この製品がおすすめな人
これまでの特徴やレビュー傾向を踏まえると、以下のような使い方・目的を持つ方には、特にこの製品のメリットが活かされそうです。
USB-Cデバイスをよく使う人 | iPhone 15やAndroidスマホなどをメインで使う人には、内蔵USB-Cケーブルでスマホを直接充電でき、ケーブルを忘れても安心して使えます。 |
荷物を減らして身軽に過ごしたい人 | 充電器・バッテリー・ケーブルが1台にまとまり、持ち物を最小限にできます。 |
出張や旅行先でも手軽に充電したい人 | 折りたたみプラグでホテルのコンセントに直挿しでき、デバイスの充電完了後は本体も自動で充電されるため、手間なく使えます。 |
短時間でスマホをしっかり充電したい人 | 最大30Wの高出力に対応しており、急ぎの場面でもすばやく充電できます。 |
他製品を検討すべき人
一方で、ユーザー評価や使用環境によっては、本製品の特性が合わないケースもあります。
以下のような方には、用途により他モデルも併せて検討するのがおすすめです。
スマホを何度も充電したい人 | 容量は5,000mAhと控えめで、1回の充電が限界です。 本体の充電にも時間がかかるため、頻繁に使う方には向いていないかもしれません。 |
軽さや薄さを最優先したい人 | 約200gの重量と3cm以上の厚みがあるため、ポケットに入れて携帯するのは難しいかもしれません。 |
安価なモバイルバッテリーを探している人 | 機能性は高いものの、価格はやや高めでコスパ重視の方には不向きかもしれません。 |
外出先でも30W以上の出力を求める人 | モバイルバッテリーとして使用する場合、最大出力は22.5Wとなるため、高出力を求める方には別の製品をおすすめします。 |
- 10000mAhでより便利になった改良モデル:Anker Power Bank (10000mA)
- 携帯性を最重視したモデル:Anker Nano Power Bank
- Lightningケーブルを備えた姉妹モデル:Anker Power Bank (ライトニング)
- ノートPCの充電も可能な高出力モデル:Anker Prime Power Bank
総評
項目 | コメント |
---|---|
バッテリー性能 | 急速充電対応だが、容量と本体充電速度は控えめ。 |
携帯性 | コンパクトだが重さと厚みがやや気になる。 |
機能性 | 必要な機能が揃っていて使いやすい。 |
コスパ | 多機能だが価格はやや高めで割高感も。 |
Anker Power Bank(30W, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)は、充電器・バッテリー・ケーブルの3つの役割を1台にまとめた利便性の高いモデルです。
出力性能は高く、スマホや小型PCを短時間で充電できる点は大きな強みですが、バッテリー容量は5,000mAhと控えめで、本体充電も最大10.5Wとやや遅めです。
携帯性についても、コンパクトなサイズ感の割にやや重量や厚みがあるため、ポケットに常に入れておくには不向きかもしれません。
一方で、機能性は非常に優れており、USB-Cケーブル・ACプラグ・LEDディスプレイといった便利な機能がひと通り揃っています。
価格はやや高めに感じられるものの、「これ1台で済ませたい」人にとっては納得感のある仕様となっており、日常使いから旅行・出張まで、荷物を減らしたい人におすすめできるモデルです。
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